2017年04月24日

最後に頼れるのはやっぱり、それが米国経済の強さ

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先進国の中で、金融危機の震源地であった米国が真っ先に抜け出しつつあります。

その米国の強さの源は何なのでしょうか?
米国は主要先進国の中で「人口が今後も力強く増え続ける」と考えられる唯一の国です。
当然人口動態は経済活動の水準に大きな影響を与えます。
戦後の日本の人口は7300万人からスタートし、1億3000万人近くまで増えたからこその高度成長でした。
現在3億2000万人の米国の人口は、予測によると2100年には4億6000万人を超えるとみられています。

その背景には、合法・非合法の移民の存在と先進国の中では非常に高い出生率があげられます。
トランプ政権により今後減少する可能性が高いですが、日本のベビーブーム期の年間出生者数と同じくらいの毎年合計で250万人の移民の流入があります。
出生率も、人口が急増しているヒスパニック系で「2.7を超え」、白人女性に限っても「1.8に近い」値を誇っています。日本の1.43との差は歴然です。

また、インド中南部のハイデラバード生まれのナデラ氏がマイクロソフトのCEOについているように、実力主義も米国の強さの一つです。
日本のように「積み上げ」「みこし乗り」型のトップはほぼいません。
しかし、何と言っても世界中から「資本と人」が自然と集まってくることが一番の米国の強さの源です。
企業のトップもそうですが、ノーベル賞受賞者から大金を横領した中国の高官まで、目指すのは米国です。
そしてアラブの王様や中国のお金持ちが買いあさるのは、マンハッタンの不動産です。
世界中からヒト、モノ、カネを集められる米国が持つ「資本主義の中心地」というイメージが、米国経済の真の強さです。

それらが「最後はこの国が頼れる」という安心感につながっているのです。

そしてこの米国の強さを揺るがしているのが、ホピュリズムからくる移民政策や国境税というトランプ政権の政策です。
しかし注意してみていく必要はありますが、この米国への「資本と人」の流れはまだまだ変わらないし、変わらない限り米国経済の強さは続くと思います。

米国株投資家が本当に注意すべきなのは、米国界中からお金が集まる集積地ということは、「バブル発祥の地」になりやすいということです。

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(2017/04/24)ダウ平均:20547.76、S&P500種:2348.69、日経平均:18875.88、ドル円:110.180
posted by どにゃるど.com at 19:00 | Comment(0) | 雑記
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