2017年04月26日

現在の株価は割高か?

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現在の米国株価は割安か、割高か?
160億ドル余りを運用するバリューアクト・キャピタル・マネジメントは、12億5000万ドル(約1370億円)を5月に投資家に返還する予定だそうです。
投資家から少しでも多くの資金を集めて運用益を出すのが仕事のヘッジファンドが、なぜ資金を返還するのか?
企業のバリュエーションが高過ぎて、小粒のバブルの様相を呈していると懸念しているためだそうです。

また、サマーズ元米財務長官は、市場のバリュエーションは最近数カ月の間に経済実態を上回る水準に達したとの見方を示しました。
欧州の政治やアジアの不確実性、米国での法整備を進める上での問題点を踏まえると「一定の懸念」があるとし、「現時点では私には、ダウンサイドのサプライズの余地が大きくなっているように見える」と話しました。
サマーズさんの持論は「長期的停滞論」で、個人的にはあまりこの人に考えには賛同していませんが・・・

ちなみに「長期的停滞論」とは、世界経済において投資よりも貯蓄が好まれ、慢性的な貯蓄過剰が見られる状況をいいます。
貯蓄過剰は実質金利を押し下げ、弱い需要は低い経済成長の原因となり、インフレ率はターゲットを下回ることになります。
需要不足が投資を抑制し、投資が減れば失業率は高まり、失業者が長い間失業状態に置かれると労働能力のない恒久的な失業者になって経済の労働力が減少します。
こうしてデフレ状態が蔓延するという考えです。
まさに日本が直面している問題です。

一方、ウォーレン・バフェットさんは、「米国株はバブルか」と問われて、「米国株はバブルの領域にはない。金利と比較すればまだ割安な方だ。長期金利が7〜8%程度に上昇したらバブルを警戒すべきかもしれない。米経済のダイナミズムは顕著で、しばらくはいかなる大統領のもとであっても順調に推移する」と強気の見解を述べました。

個人的には、バリューアクト・キャピタル・マネジメントもサマーズさんもバフェットさんも言っていることは正しいと思っています。

どういうことかというと、中・短期的にはバリューアクト・キャピタル・マネジメントやサマーズさんのいう通り、株価は米国経済に対して割高な状態だと思うわけです。
ただし、長期的に見ればバフェットさんのいう通り、米国経済はまだまだ成長していくと思っているので、決して割高ではないと思います。
発言の視点スパンの長短の違いであって決して、双方の意見は矛盾しているとは思っていません。

では、どう行動するか?
中・短期的には割高だと思うので、まだまだ下落する局面を待ちたいと思います。
しかし、長期的には割高ではないと思うので、下落局面では確実に下値を拾っていくつもりです。

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(2017/04/26)ダウ平均:20996.12、S&P500種:2388.61、日経平均:19289.43、ドル円:111.252
posted by どにゃるど.com at 19:12 | Comment(0) | マーケットニュース
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