2017年04月27日

セクターが意味をなさない時代

00_borderless_top_04.jpg

業種のボーダレス化は止まらない 

個別株に投資している方は、その株の業種・セクターには、並々ならぬ関心があると思います。
情報技術・金融・小売・電気通信・製造・メディア・食料・飲料・ヘルスケアなどなど多々あります。

数年前からですが、セクターのボーダレス化が益々進んできています。
例をあげれば、 アマゾンは小売業セクターですが、「Amazon Web Service」に見られるように情報技術セクターに入れてもいいくらいです。
また電気通信セクターのAT&Tやベライゾンも、第5世代モバイルブロードバンド(5G)化の流れの中でそろってメディア業界に参入しています。
アップルやグーグルのモバイル決済サービスへの参入、日本でもソニーやイオンなどの金融・保険業への参入などあげれば切りがありません。

そこで、投資家として注意しないといけないのは、投資している企業が何でどれだけの利益をあげているのかということです。

アマゾンの「Amazon Web Service」は絶好調で、Amazonの全営業利益の半分以上を稼ぎ出しています。

アップルはアプリ・音楽販売、決済サービスの「アップル・ペイ」の売上高が20%増えて全売上高の約12%に相当していて、今後スマートフォンの売上の鈍化が予想されるなか、さらにこれらサービスの売上にしめる割合が増すと思われます。

日本に目を向けると、イオンは本業の小売業での利益は売上高の10%未満で、金融サービスおよびショッピングモール開発から利益の大半を稼ぎ出しています。
ソニーも金融部門が他のデバイス部門・カメラ部門・ゲーム部門などより一番の営業利益をあげています。

また、高島屋や三越伊勢丹などの百貨店は、今や一切在庫負担を負わずテナントを貸すだけの、まさに不動産業といった方がよい有様です。
鉄道会社も、小売、百貨店、不動産業などあの手この手と手を広げていますね。

近頃、本業以上に副業(?)の方で大半の利益をあげていて、ややもすると本業が足を引っ張っているケースが多く見受けられますので、注意が必要です。
投資家として重要なのは、投資している企業が揺るぎのない太い柱を持っているかどうかを見極めることだと思います。

  にほんブログ村 株ブログ 米国株へ 
(2017/04/27)ダウ平均:20975.09、S&P500種:2387.45、日経平均:19251.87、ドル円:111.278
posted by どにゃるど.com at 19:06 | Comment(0) | 雑記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。