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2017年11月12日

ビル・ゲイツ氏の予言から見える未来と、投資銘柄への影響は?

ビル・ゲイツ氏に未来について聞いてみよう
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億万長者にして慈善活動家でもあるビル・ゲイツ氏は、ライフワークとしてコンピュータ、公衆衛生、環境の各分野で未来を予測することに取り組んでいます。
テクノロジーの10年先を予測して経営の最前線で発揮した未来を見抜く眼力はバフェット氏をもしのぐものがあります。
スマートフォンやSNSが世界を席巻することを的中させてきたゲイツ氏が思い描く未来とはどのようなものなのでしょうか。

ゲイツ氏の7つの予言とは?
(1)バイオテロによって1年足らずのうちに3300万人の命が奪われるだろう
テロリストが空気感染する病原体を散布する可能性があり、それこそが、世界中の人々の健康に関わる最大の脅威のひとつであると語っています。
使用されるとすれば、それは強い感染力を持つ人工合成ウイルスや、通常よりもはるかに高い致死性を持つ新型インフルエンザで、今後10〜15年以内に世界がこうした疫病の流行を経験する恐れが十分にあるとゲイツ氏は指摘しています。

(2)2019年までに人類はポリオを撲滅できるだろう
ポリオ患者は現在、世界全体で数百人程度と言われいて、ゲイツ氏はポリオが天然痘に次いで2番目に地球上から撲滅された病気といわれる日が来ることを期待しています。
そして「世界中のポリオ関係者は現在、撲滅計画の総仕上げに取り組んでおり、わたしは2019年までにポリオの撲滅が実現すると信じている」と語っています。

(3)2030年までに、世界の電力事情を改善するクリーンエネルギー革命が起こるだろう
今後15年以内に世界の大部分で、風力、太陽光、その他の再生可能エネルギーによって電力が供給されるようになるだろうと予言しています。
そして、クリーンエネルギーは先進国よりもむしろ貧困国でより求められていて、安価でクリーンなエネルギー源の発見により、気候変動を食い止めるだけでなく、何百万もの最貧困世帯の生活を根本から変えるだろうと語っています。

(4)自動化によって大量の仕事が奪われるだろう
今後20年で、倉庫や工場で人間の労働者に代わって自動化ロボットを利用する体制が整えられるだろうとゲイツ氏は語っています。
分野によっては、人間からロボットへの置き換えが急激に進み、もはや後戻りできない域にまで達すると予言していて、政府が人間から徴収していた所得税分の税収を確保する為に、ロボットに課税することを提案しています。

(5)アフリカで食料の完全な自給自足が可能になるだろう
アフリカの農業生産性は2030年までに50%上昇して、アフリカ大陸全体で自給自足が可能になるだろうと予言しています。
アフリカ大陸が約500億ドル(約5兆6600億円)相当の食料を毎年輸入している状況は、農業分野におけるイノベーションによって、今後15年間で解消されるだろう。
より良い肥料や、栄養価が高く、干ばつにも病気にも強い、生産性の高い作物、その他のテクノロジーの恩恵により、アフリカの農家は収穫量を2倍に増やすことができると語っています。

(6)モバイルバンキングが貧しい人々の生活を変えるのに役立つだろう
現在銀行口座を持たない20億人の人々も、2030年までには携帯電話を使って貯金や支払いをするようになるだろう。
その頃には利息付きの預金口座から保険クレジットに至るまで、総合的な金融サービスが受けられるようになるだろうと予言しています。

(7)2035年までに貧困国はほぼなくなるだろう
国際社会が現在のレベルで援助を続けていけば、ほとんどの国は2035年までに貧困国ではなくなるだろうと予言しています。
ほぼ全ての貧困国が、近隣の最も生産的な国から学び、新しいワクチンや品種改良された種子、IT革命の恩恵を受けて、現在「低所得国」と呼ばれている国の水準に達するか、それを上回るだろうと語っています。

この7つの予言が企業・業界に与える影響は?
(1)(2)に関しては、毎年ニュースになる鳥インフルエンザの人への感染も含めて、ワクチン開発がカギになります。
開発に成功した製薬メーカーは、世界を救う対価として、株価が急騰することになるでしょう。

(3)に関しては、石油メジャーの将来性はどうでしょうか?
現状は、省エネ技術の伸びや、石油価格の低下、掘削技術の進展などで、クリーンエネルギーはちょっと停滞気味にも思えますが、そこにどんなエネルギー革命が起きるのでしょうか?
電気自動車の普及が一つのカギになるような気がします。

(4)に関しては、単純作業だけでなく、より複雑な作業のロボットへの置き換えには高度な技術が必要なので、非産業用ロボットの開発メーカーがロボット分野で躍進する気がします。
ロボットもですが、AIにより奪われる仕事もスゴイことになりそうです。

(5)に関しては、食料生産で自動化のアメリカ大陸に対して、安価な労働力のアフリカ大陸の形です。
しかし、米や小麦・大豆・トウモロコシなどに替わる新たな作物が発見されるわけでもないので、カーギル、ADM、ブンゲ、ガブロン、ルイ・ドレファスの穀物5大メジャーが儲ける構造には変わりなさそうです。
新品種の開発には、穀物メジャーに協力する形で化学メーカー・製薬会社・バイオメジャーなども絡んでいますから、それらに動きがあるかも知れません。

(6)に関しては、先進国に見られるようなインフラを伴った従来の金融サービス網ではなく、モバイル金融サービス網が構築されそうですね。
このことは、低所得国の金融をになうのは、必ずしも従来の金融機関ではないかもしれないということで、ハイテクセクターがこの分野で躍進しそうです。

(7)に関しては、先進国の高齢化に伴う低成長をグローバルで補うことになってくれそうで明るい予言ですね。

投資方針への影響は?
製薬会社などのヘルスケアセクターは、世界で進む高齢化とアフリカの成長によって、将来性は明るいと思います。
しかし、どうしても業績が新薬を開発出来るか、出来ないかによるところが大きいので、「ジョンソン&ジョンソン」1社のみへの投資方針に変更はありません。

エネルギーセクターは、石油メジャーは財務体質も強固で、石油の需要も自分が生きている間は無くならないと思うので、過度に悲観はしていないです。
しかし、石油は枯渇する前に需要が減少し、石油価格ももう以前のようには高騰しないと思っていて、将来的には落ち込んでいく業界だと思っています。
そこに「安価なエネルギー源」が発見されたら目も当てられません。
自分は将来性が乏しい業界には投資しない方針ですので、石油エネルギーセクターへの投資は今後もないです。

ロボット分野に関しては、全く先が見通せません。
ただし、ロボット本体を作る企業よりも、ロボットの知能部分を押さえた企業がトップに立つと思うので、資本財セクターよりもやはりハイテクセクターに注目ですね。
現在は「マイクロソフト」に投資していますが、どこが覇権を握るのか全く予想が付きません。

農業業界は、上場する必要すらない穀物メジャーがほとんどを牛耳る構造は変わらないと思いますので、農業業界を含めた素材セクターには投資する予定はないです。

最後に、貧困国の成長はあらゆるセクターに恩恵がありそうですが、こればかりは企業の経営戦略にかかっていますね。

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(2017/11/12)ダウ平均:23422.21、S&P500種:2582.30、日経平均:22681.42、ドル円:113.510

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posted by どにゃるど.com at 08:00 | Comment(0) | 雑記
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