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2017年07月09日

クラウドの普及がもたらす明と暗

Bloombergによると、欧州連合(EU)の競争当局による「グーグル」のオンライン広告サービス「アドセンス」と携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を巡る調査が終わりに近づいており、年内にさらなる制裁金を科される可能性があるそうです。

EUは、オンライン上でもEUを統一共同市場にすることを最優先事項に挙げていて、その実現には検索市場を独占的に支配している「グーグル」が妨げとなっている為、やり玉にされている感がありますね。

さて本題ですが、企業におけるクラウド化は時代の流れとなっています。

モルガン・スタンレー CIOレポートにて、アメリカとヨーロッパの大企業の100人のCIOに、自社のIT予算を今後3年間でどの企業のサービスに割り当てるかを調査した結果が報告されています。

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その結果によると、多くの企業がクラウドへと移行するにつれて、「IBM」と「オラクル」が割を食うようです。
企業のCIOは、2020年末までに自社の仕事の46%はクラウドで行われるようになると考えていて、自社運用を想定しているのは34%のみと考えています。
そしてその流れの中で、今後、IBMへの予算を13%、オラクルへの予算を11%削減しようと考えています。

その一方で、クラウドサービスを提供する業界大手の「アマゾン」と「マイクロソフト」は、今後数年で最も企業のIT予算を獲得する上位に位置づけられています。
CIOは、アマゾンへの予算を27%、マイクロソフトへの予算を12%増額しようと考えています。

この調査は、アマゾン・マイクロソフトがクラウド事業への注力で株価を上げる一方、IBMがハードウェア事業に足を引っ張られ株価が下落・低迷している状況を見事にあらわしています。
今後数年は、IBMにとっては厳しい状況が続きそうです。

モルガン・スタンレー CIOレポートでは、デジタルトランスフォーメーション(ITによる変革)分野で今後予算を増やそうと考えている企業はどこかという調査結果も報告されています。
つまり、旧来のシステムは置いておいて、新たなITによる技術革新分野でどの企業のサービスに期待しているかということです。

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その調査によると、やはりアマゾンとマイクロソフトのサービスが期待されているという結果になっていますが、IBMも5番手につけており、この辺に拡張知能サービス「ワトソン」への期待があらわれていますね。

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(2017/07/09)ダウ平均:21414.34、S&P500種:2425.18、日経平均:19929.09、ドル円:113.869

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posted by どにゃるど.com at 18:00 | Comment(0) | マイクロソフト(MSFT)
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