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2017年08月02日

BIG5の収益源を比較する

ハイテク企業のBIG5といえば、「アップル」(AAPL)、「アルファベット」(GOOGL)、「マイクロソフト」(MSFT)、「アマゾン」(AMZN)、「フェイスブック」(FB)です。
この5大企業は、ハイテク業界に止まらず、世界の企業時価総額でもTOP5を占めています。

スマートフォン、PC、SNS、アプリ配信、音楽や動画のストリーミング、オンラインショッピング、広告など、何らかの形でこの5大企業を利用しています。
それぞれがすばらしい製品・サービスを提供していて、確固たる収益源を持っていますが、各企業の売り上げ構成は大きく異なります。
比較してみましょう。

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アップルは、最近アプリや音楽配信などのサービス部門が売り上げを伸ばしていますが、63%がiPhoneの売り上げで占められています。
アップルはiPhoneの売り上げに業績が左右されるといえます。

アルファベットとフェイスブックはさらに極端で、売り上げのほとんどを広告収入が占めています。
ほぼ市場を独占している、デジタル広告が全てと言ってもよい状況です。

アマゾンは、インターネット商取引企業なので、商品の売り上げおよび商品の販売場所の提供による手数料収入が72%と大半を占めています。
しかし、最近はAWSのクラウド事業や、デジタルコンテンツのダウンロード販売などのメディア収入が急速に増加しています。

一方のマイクロソフトは、売り上げ構成の多様さが際立つ唯一の企業だといえます。
Windowsはもちろん、PC市場が縮小する中、Office、クラウドサービスのAzure、Xbox、広告、その他さまざまな事業でかなりの売り上げを上げています。

BIG5の収益源をポートフォリオに見立てると
BIG5の収益源グラフをポートフォリオに見立てると、マイクロソフトは見事な分散投資、一方のフェイスブックやアルファベットは極端な集中投資となっていますが、それがそのまま企業のリスクを反映しているわけではありません。

アップルに関しては、iPhoneの将来性に依存する部分が大きく安泰とはいえませんが、ティム・クックCEOは、すでにiPhoneの終わりを準備していると語っています。
それは、AR(拡張現実)のようです。
そして、「ARの普及にはまだしばらく時間がかかる。いくつか非常に大きな技術的課題が残っているからだ。しかし、必ず普及する。それも大規模な形で。そうなった時、もはやARのない生活など考えられなくなるだろう。ちょうど今、スマートフォンのない生活が考えられないように」と述べています。

フェイスブックとアルファベットに関しては、収益のほとんどを依存するデジタルコンテンツの信頼性が急速に揺らいでいることが心配です。
流行語にもなりそうな"フェイクニュース"や、ネガティブニュースと共に広告を配信するなどでユーザーの不信感が高まっています。
しかも、世界で80〜90%の人がオンライン広告を邪魔で煩わしいと感じているという調査結果が出ています。
しかし広告の既存メディアからデジタル化への流れは止まりません。

個人的には、フェイスブックとマイクロソフトに安定性を感じます。

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(2017/08/02)ダウ平均:21963.92、S&P500種:2476.35、日経平均:20080.04、ドル円:110.777

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posted by どにゃるど.com at 18:00 | Comment(0) | マイクロソフト(MSFT)
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