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2017年07月25日

追い込まれる食品ブランドの負け組はどこ

アマゾンの高級食品スーパーのホール・フーズ買収による食品市場への本格進出は加工食品企業を一層窮地に追い込みそうです。
食品セクターへの攻勢を強めるアマゾンのホール・フーズ買収からの戦略は、交渉力と事業規模をテコにして、サプライヤーに値下げを求めることから始まりそうです。
アマゾンの当面の優先課題は、ホール・フーズの営業コスト低減になるとみられていて、食品価格を引き下げ、さらなる顧客を獲得することが狙いだということです。
価格面での締め付け強化に加えて、食品のオンライン販売も順調に推移すると、食品ブランドには厳しい状況になりそうです。
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アマゾンより難敵はプライベートブランド
食品大手ゼネラル・ミルズに代表される加工食品大手には、添加物などの不健康なイメージが定着しています。
近年のヘルシー志向・本物志向の高まりにより、消費者がプライベートブランドを求める傾向が顕著になっています。
その流れにより躍進しそうなのが、「ウォルマート・ストアーズ」、ドイツのディスカウントスーパー大手「アルディ」や「リドル」 、そして「アマゾン・ドット・コム」のプライベートブランドです。

米国では、いまだプライベートブランドのシェアは17%程度ですが、近い将来、欧州レベルの30%以上になると予想されています。
欧州で実績のあるドイツのアルディは、5年間で50億ドル(約5600億円)を投じて米事業を拡大する計画を発表しました。
またそのライバルであるリドルは6月15日、ノースカロライナ州に6店舗をオープンさせています。
アマゾンは現在、経営資源をPB「アマゾンベーシックス」に注力しているのに加えて、ホールフーズ買収によりホールフーズのPB「365エブリデーバリュー」を手に入れました。
今後食品大手には、強力なプライベートブランドが立ちはだかることになります。

負け組ブランドは?
ゼネラル・ミルズ(GIS)
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ケロッグ(K)
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キャンベル・スープ(CPB)
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ゼネラル・ミルズ、ケロッグ 、キャンベル・スープ、 コナグラ・ブランズ 、JMスマッカーなどが今後かなりのリスクにさらされると見られています。
すでに欧州の食品ブランドでは、ネスレやユニリーバがプライベートブランドの脅威にさらされているマーガリン事業などを売りに出そうと動いています。
また、英日用品・医薬品・食品大手レキット・ベンキーザーは、食品事業部門「RBフーズ」を、マコーミック(MKC)に42億ドル(約4700億円)で売却することで合意しました。

食品ブランドはますます厳しい経営環境に追い込まれそうです。

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(2017/07/25)ダウ平均:21513.17、S&P500種:2469.91、日経平均:19955.20、ドル円:111.392

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posted by どにゃるど.com at 18:00 | Comment(0) | その他の銘柄
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