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2017年08月01日

アマゾン成長の代償が適正かは誰にも分からない

アマゾンの決算、成長は止まらず
アマゾンが27日発表した4-6月期(第2四半期)決算は25%の増収となりました。
小売業界の不振をよそにネット通販で圧倒的な強さです。

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ただ事業拡大へ向けた支出がかさんで、純利益は1億9700万ドル(前年同期は8億5700万ドル)と77%減少しました。
個人的には、利益よりも成長を優先するアマゾンの戦略通りの結果であり、なんの問題もないと思います。

成長の代償はかさむ一方だが
しかし、事業には費用対効果が重要で、いくらつぎ込んでも成長さえすればよいというものではありません。

アマゾンの配送時間短縮の為の輸送コストは、4-6月期 36%増の45億7000万ドルと悪化していて輸送コストの抑制が課題となっています。

また積極的に海外事業を発表していますが、海外事業はこのところ赤字が続いて、4-6月期も赤字が拡大し、営業損益は7億2400万ドルの赤字となっています。

アマゾンはクラウド・サービス(AWS)でも大きな成果を上げていますが、アマゾンの第2四半期の設備投資は、クラウド事業でトップを競い合うマイクロソフト(MSFT)とグーグル(GOOGL)を合わせたよりも多くなっています。
しかし、マイクロソフト「アジュール」は4-6月に売り上げが2倍近くに増えて、アマゾンのクラウド事業「AWS」の営業利益率は2四半期前の26%から22%に差を縮められています。

アマゾンの4-6月期の設備投資は、前年から46%増加の25憶ドル。
さらにリースによって取得した不動産や設備は、27憶ドルとほぼ2倍に増えて、合わせた設備投資総額は52憶ドルに膨らんでいます。

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つまりは、かつてのように自然に成長していく段階は過ぎて、十分に費用をかけなければ成長できない段階に入っているということです。
そして、今後も同じように成長を続けようとすれば、それに掛かる費用は増加していく一方です。

アマゾンの成長とその期待を反映した株価に対して、アマゾンが投じていく設備投資が適正な額なのか?

もし、それが適正な額を超えたならば、その「つけ」がアマゾンに投資している投資家にも回ってくることになります。

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(2017/08/01)ダウ平均:21891.12、S&P500種:2470.30、日経平均:19985.79、ドル円:110.393

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posted by どにゃるど.com at 18:00 | Comment(0) | アマゾン(AMZN)
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