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2017年08月24日

バークシャーによるオンコ―買収合意がくつがえされる

バークシャーによる送電大手オンコ―の買収ならず
本ブログの8月21日の記事:「気になる買収案件の動きはどうなってる?」にて、バークシャーによるオンコ―買収に新たな買い手が現れたとお伝えしましたが、その買い手とは「センプラ・エナジ―」でした。

エネルギー事業持ち株会社センプラ・エナジー(SRE)は21日に、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイによる送配電大手オンコー・エレクトリック・デリバリーの買収合意を覆して、オンコーを94億5000万ドル(約1兆400億円)で買収することで合意したことを明らかにしました。

センプラはオンコーの債務93億5000万ドルも承継します。

オンコーの買収は同社の親会社のエナジー・フューチャー・ホールディングスを買収する形で行われ、買収は18年上期に完了する予定だそうです。
しかし、オンコーの買収には監督当局であるテキサス州政府の承認が必要で、その承認が得られるかは不透明です。

先月初旬に一旦はバークシャーが傘下のバークシャー・ハサウェイ・エナジーを通じてオンコーを90億ドルの現金で買収、また、債務も承継することで合意していました。
しかし、オンコーの大株主で大富豪ポール・シンガー氏が率いる米ヘッジファンド大手エリオット・マネジメントがバークシャーの買収額に不満を表明して増額を求めたものの、バークシャーが否定したため、暗礁に乗り上げていました。

センプラ・エナジーによる買収承認の可否はまだ分かりませんが、これでバークシャーによる買収はほぼなくなりましたね。
久々の大型買収だっただけに、バークシャーにとっては残念でしょうが、当局の承認が不透明だった為か、株価的には材料になっていないようで、上昇しています。

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バイエルによるモンサント買収にも暗雲
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ドイツの製薬・化学大手バイエルによる除草剤・農業バイオ技術大手のモンサント(MON)を570億ドル(約6兆2500億円)で買収する案件にも暗雲が立ち込めているようです。

欧州委員会は、農作物の遺伝子組み換え種子や農薬のメーカーとして世界最大手の2社が合併することは、農作物の価格下落に苦しんでいる農家にさらなる圧力をかけることになりかねず「重大な疑念」を示しました。

バイエルとモンサントは、年内に合併の承認を得ることを目指していますが、欧州委員会が調査を完了するには来年1月までかかる可能性があり、買収手続きを年内に完了するという両社の計画は見通しが不透明になりました。

さすがに大型買収案件はそうそう簡単にはいかないものですね。

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(2017/08/24)ダウ平均:21812.09、S&P500種:2444.04、日経平均:19353.77、ドル円:109.316

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posted by どにゃるど.com at 18:00 | Comment(0) | バークシャー・ハサウェイ(BRKB)
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