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2017年08月30日

国防費争奪戦でロッキードが脱落

航空機器業界で巨額買収が合意真近?
航空機器業界から巨額買収のニュースが飛び込んできました。
米複合企業 ユナイテッド・テクノロジーズ (UTC)は、米航空通信システム大手ロックウェル・コリンズを200億ドル(約2兆1700億円)超で買収する方向で合意に近づいているとのことです。
合意が成立すれば世界最大の航空機器メーカーが誕生する。

まだ合意前ですので、どうなるかは分かりませんが、米国企業の力強さを感じますね。

国防総省が新ミサイル導入計画からロッキードを排除
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防衛関連銘柄の各社は、国防総省からの契約獲得を目指して、しれつな国防費争奪戦を繰り広げています。
そんななか、国防総省は21日に、地上配備型大陸間弾道ミサイルの刷新に向けた新ミサイル導入プログラム(総額850億ドル=約9兆2600億円)の一部の契約の発注先に防衛大手ロッキード・マーチンを含めない決定を下しました。

このプログラムは、グレートプレーンズ地帯の地下式ミサイル格納施設に納められた従来の大陸間弾道ミサイル「ミニットマン3」400発に代わる新たなミサイルです。

ロッキードは「地上配備戦略抑止力」(GBSD)と呼ばれる新ミサイル導入プログラムを主導する道を閉ざされたことに「失望感」を表明しました。

F35の開発費高騰と計画の遅れの代償
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ロッキード・マーチンの最新鋭主力戦闘機「F35」の購入費用は約4000億ドル(約46兆円)と、当初見積額のほぼ2倍に達し、計画は数年遅れとなっています。
それに対して、トランプ大統領は、F35戦闘機のコストは「制御不能」だと批判してきました。
F35以外にも沿海域戦闘艦は、故障を繰り返し、攻撃へのぜいじゃく性が判明したにもかかわらず、20年間でコストが210億ドルまで膨らんだで問題視されていました。

それによって、今回のミサイル導入プログラムからの排除という代償を支払うこととなりました。

ミサイル導入計画はボーイングとグラマンの一騎打ちへ
米国防総省の今回の決定によって、地上配備型ミサイルの近代化計画(総額5000億ドル規模)は、ボーイングとノースロップ・グラマンの一騎打ちとなりました。
最終的な決定は2020年となる見通しで、選ばれた企業はその後50年にわたるビジネスを獲得することになります。

新ミサイル導入プログラムは米国の核兵器刷新計画の一部です。
いままでに、次期長距離爆撃機「LRS-B」は、ボーイングとロッキードの共同入札を振り切り、ノースロップ・グラマンが受注しています。
また原子力潜水艦は、重機械コングロマリットのゼネラル・ダイナミクスが受注しています。

ボーイングはいまのところ、入札額が高く受注を逃していますので、新ミサイルの受注は是が非でも獲得したいところです。

トランプ共和党政権が続いている間は、国防予算も増額されそうで、受注すれば防衛企業には長期で安定した利益が見込め、まだまだ恩恵がありそうです。

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(2017/08/30)ダウ平均:21865.37、S&P500種:2446.30、日経平均:19506.54、ドル円:109.873

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posted by どにゃるど.com at 18:00 | Comment(0) | その他の銘柄
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