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2017年10月18日

トランプ減税はブッシュ減税と似ているが、あの時の衝撃の結末は!

ジョンソン&ジョンソンは好決算で株価上昇
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ジョンソン&ジョンソンの決算は、売上高が197億ドル(市場予想192億9000万ドル)、1株当たり利益も1.90ドル(市場予想1.80ドル)でいずれも予想を上回りました。
主力薬品の関節リウマチ薬「レミケード」の売上高が16億4000万ドル(約1840億円)で15億6000万ドルを大きく上回りました。
通期予想も引き上げたことで、株価が+3.43%上昇しました。

イエレン議長の市場に動揺を与えない手 腕は見事
FRBはFOMCで、4兆5000億ドル規模のバランスシートを10月から段階的縮小すると発表しました。
しかもFOMC前は、12月の利上げ確率はかなり低いという意見も多かった状況で、「金融政策を据え置くことは賢明ではない」と発言しました。

それを受けての市場の反応はどうでしょうか。
なんの動揺もなく、今では当たり前のように12月の追加利上げを受け入れています。
この手腕は見事といっていいと思います。

着実に、しかし限りなくゆっくりと
イエレン議長はFOMC後の記者会見で、「FRBのバランスシートは段階的かつ予見可能な方法で縮小していく」と語りました。
さらに、インフレ期待が弱まった可能性もあるとして、こうした状況下では「政策の道筋が現時点での予想よりもいくらか緩和的なものになるかもしれない」と発言しています。
つまりは、着実に資産圧縮を進める一方で、市場を動揺させないように、慎重にゆっくりと利上げは進めていくと思われ、この判断は正しいと思います。

トランプ減税がすべてを狂わせるかも
しかしFRBのこの思惑も、トランプ減税が狂わせるかも知れません。

法人税減税やリパトリエーション減税は企業にとっては大きなプラスになります。
しかし、低金利のもとでの、大型減税は、グリーンスパンFRB議長のもとでの、ブッシュ減税を思い起こしてしまいます。

その当時は、グリーンスパン議長が2001年から金利を低水準で維持する政策で、景気を再浮上させて、「金融の神様」とか「マエストロ」と呼ばれました。
一方、ブッシュ政権は、2001年と2003年の2度に渡って、所得税減税・富裕層への投資所得減税・遺産税減税という史上最大規模の超大型減税を実施しました。

そんな状況下でも、グリーンスパン議長は、急激な利上げをせずに、低金利状態を続けた結果、
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5年弱の好況の後、株価急落からの「リーマンショック」につながりました。

今回もトランプ大型減税が成立したあかつきには、株価急騰の後、バブル崩壊が待っているかも知れません。
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しかしFRBも同じ失敗はしないと思いますので、そうなるよりは、利上げの動きを急激に強めることで、早期ピークアウトにつながる可能性の方が高いように思います。

成立させることが出来ればの話ですけれどもね。

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(2017/10/18)ダウ平均:22997.44、S&P500種:2559.36、日経平均:21363.05、ドル円:112.703

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posted by どにゃるど.com at 18:00 | Comment(0) | マーケットニュース
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