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2017年10月20日

ホーム・デポはアマゾンの脅威にも揺るがない小売りの雄

ベライゾンも好決算
ベライゾンが売上高が好調で好決算でしたね。
純利益は横ばい、1株当たり利益は市場予想と一致しました。
この好決算を受けて、一時5%近く株価が上昇しましたが、最終的には+1.15%で引けました。

ホーム・デポは絶好調
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スーパー・マーケットチェーンや百貨店・ファッション小売りがアマゾンの脅威にさらされて、店舗閉鎖に追い込まれ、壊滅的な打撃を受けるなか、ホーム・デポは、絶好調で、記録的な売り上げを出しています。

アメリカ、カナダ、メキシコで2200店舗を展開しているホーム・デポは先月、四半期売上が約280億ドル(約3兆1000億円)だったと報告しました。
これは前年と比べて6.2%の増加です。

アマゾンの脅威から守られた住宅リフォーム業界
なぜ、ホーム・デポがアマゾンの脅威から守られているのか。
それは、建材の板などは、まず配送がむずかしく、もしオンライン販売をはじめたとしても利益を上げることもむずかしいからです。

また、ホーム・デポのメイン顧客の3〜4割は、建築業者が占めています。
業者は、使用する商品に責任を持つ必要がある為、どうしても購入する前に、まず見て・触って・確認してから購入する傾向にあります。
ホーム・デポの店舗内は意図的に、電気技師や建築業者といった専門業者を意識して作られています。

ホーム・デポの最大の競合他社であるロウズは、一般的な消費者をターゲットにしていて、その点もホーム・デポの強味となっています。

また、住宅用品では、なにかあった場合に、すぐに修理・交換が必要ですが、オンライン販売では、それに対応するのがむずかしいです。

このような理由で、住宅リフォーム業界はオンライン販売の影響を受けない数少ない小売り業界となっています。

デジタル化への対応
ホーム・デポは、業者のニーズにこたえて、昨年末から2〜4時間の間隔で配達を行うというデリバリープログラムを開始しています。

AR(拡張現実)機能をアプリに追加して、ドアや鏡台といった大きなアイテムを自宅に設置するとどのように見えるか確認できるようにしたり、Google Homeを通して音声で住宅リフォーム商品を注文できるようにするなど、デジタル化にもしっかりと対応しています。

やられるか、対抗できるかの2極化が進む小売り
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小売り業界は、アマゾンにやられる企業と対抗する企業とで2極化が進んでいます。

ウォルマートは、オンライン通販を強化することで、アマゾンに対抗できていますが、老舗スーパーのクローガ―は完全にやられています。
また、百貨店業界もメイシーズをはじめとして、完全にやられています。

そんななか、ホーム・デポは、アマゾンとやり合うことなく着実に成長を続けています。

ホーム・デポは、景気や新規住宅建築の状況に左右されるということで、景気敏感株とみられる一方で、ITや金融ほど好況時に爆発力がない中途半端な存在で、米国株ブログでも、あまり保有されていない銘柄のように見えます。

しかし、住宅リフォーム業界は、DIYやリフォームに熱心な米国においては、我々が思うより、はるかに生活必需品に近い、安定した銘柄だと思います。
配当金もそこそこ出しますしね。

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(2017/10/20)ダウ平均:23163.04、S&P500種:2562.10、日経平均:21457.64、ドル円:113.328

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posted by どにゃるど.com at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他の銘柄
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