2017年12月01日

保有株急落時にこそ自分の投資が見えてくる

いままで反対していた重鎮のマケイン上院議員が、税制改革法案への支持を表明したことで、年内成立期待が急激に高まっています。
株価が上昇することはうれしい限りですが、個人的には年内成立にはまだ半信半疑、予算案の審議もありますし、FOMCも控えていますので、まだまだ乱高下しそうな気がします。

しかし自分は、構築したポートフォリオを信じて、経緯を見守るのみです。

中国IT業界の未来はどうなる?
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「アリババ」(BABA)の最近の株価は、圧倒的な業績に対して、なかなか上昇軌道に乗ってきません。
米国市場では、BIG5などの超優良企業があるなかで、わざわざ中国企業を選ばない、この人気のなさは結構根強いのかも知れません。

10月25日に閉幕した中国共産党大会では、習国家主席に巨大な権力が与えられることになりました。
習政権2期目の5年間で、中国インターネットは、中国IT業界はどうなっていくのでしょうか。

いまや中国は、モバイルアプリの支出額、モバイル決済の普及率と取引額で世界の先頭に立つ、モバイル大国です。

習氏はインターネットに関する演説で、
中国のIT企業はイノベーションを継続すべきであり、業界の成長が国家経済と安全保障のカギになる」
と述べています。
つまり習氏は、中国の検閲インフラ「防火長城(グレートファイアウォール)」をより強固にする為に、クラウドコンピューティングと人工知能の進化は欠かせないと考えていて、中国IT企業の成長を後押しすると考えられます。

また、中国のIT企業は個人データの収集に力を入れていて、それが国民のプライバシー侵害への意識の低さも手伝って、中国のAI開発は他国をしのぐ勢いで伸びています。
政府もそうしたデータを掘り起こし、巨大な社会の管理に役立てたいと考えています。

顔認識技術に関しても、既に官民連携が進んでいて、技術の活用では世界をリードしています。

このように、中国は共産党政権の維持という、いびつな目的により、世界のどの国よりも官民一体となってIT技術の向上に積極的です。
このことからも、中国のIT業界は、技術革新への規制と活用の面では、世界で最も恩恵を受けるように思います。

しかし、その代償として、政府との密接な協力を一段と迫られることは避けられない情勢です。
さらに政府は、IT企業の株式を取得して、取締役の派遣や経営への発言権の確保にも乗り出しはじめました。

このことは、一概に企業の業績に悪影響を及ぼすとは言い切れませんが、かなり大きなリスクであることは間違いないと思います。
企業利益が共産党利益と一致する場合は、大きな力になりますが、それが反する場合には、企業利益を損なっても、共産党利益になるように行動することが求められます。

しかし当面は、IT技術に関しても米国を抜き世界一になるよう、政府がIT業界を強力に後押しすることで、中国IT企業の技術革新はどんどん進んでいくと思います。
その先の未来に関しては、どうなるか分かりませんが・・・

保有株急落時にこそ自分の投資が見える
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中国にかぎらず、ITセクターのこれまでの躍進・株価好調により、ハイテクセクターに投資しはじめる方が、増えてきているように見受けられます。

そんな状況を試すかのように、ITセクターが急落しました。

これに動じずチャンスととらえるか、狼狽売りしたり投資を思い止まってしまうのか。
保有株(保有しようと思っている株)が急落した時にこそ、自分がどのくらいの自信と意志を持って銘柄を選択し、投資をしているのかが見えてくるように思います。

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(2017/12/01)ダウ平均:24272.35、S&P500種:2647.58、日経平均:22795.30、ドル円:112.406
posted by どにゃるど.com at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
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