2017年11月30日

ハイテク株が急落するも、まだ強気でいいそうです。

ダウ好調もハイテク株急落!
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第3四半期のGDP改定値が年率換算で前期比3.3%増と、速報値の3.0%増から上方改定されたことで、ダウ平均が上昇しました。
その一方で、ゴールドマン・サックスが「ハイテク株は割高だ」とコメントしたようで、ITセクターが -2.2%と急落しました。

ゴールドマンがこのように発言するのは、はじめてではありません。

今年の6月にも「FANG株のような巨大テクノロジー株は、バリュエーション・エアポケットの危険性がある」とコメントしたことで、ハイテク株が急落しています。
しかも、この発言はゴールドマンの他のアナリストが「のろのろとした経済成長という環境でも、FANG株の上昇は続く」と発言した2日後のコメントでした。

このことからも分かるように、このようなコメントに一喜一憂して動く必要はありません。

ハイテク株はバブルなの?
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果たしてハイテク株はバブルなのか?
今年、言い続けられてきた、問いかけです。

S&P500構成銘柄のうち、ITセクターは年初来上昇率が37%となり、指数全体の上昇率の2倍を超えています。
株価を押し上げてきたのはフェイスブック、アルファベット、アップルといったハイテク大手です。
S&P500とダウ平均がそれぞれ50回以上も過去最高値を更新するなど、今年の株式市場の記録的パフォーマンスは2000年のITバブルを思い起こさせ、バブルとの声も聞かれます。

まだ強気維持でいいそうです
クレディ・スイスは11月20日付リサーチノートでハイテク株への強気を維持すべきだと主張しています。

その理由とは、

その一: 「ITセクターは割高ではない」

予想PER
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ITセクターの予想収益に基づくPERは20.6倍ですが、S&P500指数全体では17.8倍で、その差はわずか2.8しかありません。
ITバブルのピークだった1999年にはPERの差が20もあったそうです。

その二: 「リスクはかつてほど大きくない」

ITセクター以外のほとんどのセクターのボラティリティーが上昇している一方で、ITセクターのボラティリティーは過去20年間で急激に低下しているようです。
また、ハイテク企業には蓄積してきた莫大な手元資金があり、債務がほとんどないので、財務状況が悪化する可能性が極めて低いということです。

その三: 「成長が堅調である」

予想収益成長率
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そしてITセクターへの強気を維持するなによりの理由は、その収益と売上高の成長余力だとのこと。
まあ、まだまだ一番稼いで、一番成長するセクターだから、弱気になる理由がないという所のようです。

ゴールドマン・サックスと同様、このレポートを妄信してはいけませんが、ITセクターにかかわらず、現在の米国の株価が割高で限界か、まだ上昇するかの議論と同じで、特にITセクターのみを割高と考える理由は特に見当たらないように思います。

しかしながら、ハイテク一極集中ではなく、セクター分散には心掛けたいですね。

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(2017/11/30)ダウ平均:23940.68、S&P500種:2632.99、日経平均:22597.20、ドル円:112.386
posted by どにゃるど.com at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | マーケットニュース
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