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2018年02月21日

ウォルマートお前もか! 大幅減益で株価-10%と撃沈!

ウォルマート失望決算で撃沈!株価-10%の急落!
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ウォルマートが市場の期待を大幅に裏切る失望決算で株価が-10.18% 急落しました。

売上高: 1362億6700万ドル (+4.1%)
純利益: 21億7500万ドル (-42%)
EPS:  1.33ドル (市場予想より-0.04ドル)

売上高は+4.1%増加しましたが、純利益が-42%の大幅減益となりました。
期待のネット販売売上高は +23%でしたが、前年の +29%から鈍化しました。

マクミロンCEOは、年末商戦向けの在庫を増やし、日用品の在庫が足りずネット商戦が苦戦したことを原因に挙げていますが、ウォルマートならばアマゾンに対抗できるとの投資家のこれまでの期待に疑問マークが付いてしまいました。

完全に油断していたところを、いきなり後頭部を殴られたような衝撃です。

アマゾンによる淘汰
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ウォルマートの決算に見られるように、アマゾンの躍進から始まる、オンライン・ショッピングの急速な広がりにより、米国の小売大手の多くが、存続の危機にさらされています。

企業幹部で組織するネットワークの円卓会議で、小売企業の幹部が
「他社ブロンドの商品の販売を手掛ける小売業者のなかで生き残れるのは7社だけだ」
と発言したそうです。

生存枠を勝ち取る7社とは
・「アマゾン」
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電子商取引市場で支配的な立場にあります。
アマゾンの資本コストは、他社とは比較にならないほど低く、ほぼ何でも、実行することができ、まだまだモンスターのように巨大化していきます。

・「コストコ」
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提供する商品や、価格・価値の関係性によって他社との差別化を実現してきたコストコは、他社の追随を許さない地位を確立しています。
アマゾンほどの成長は見られないですが、業務の効率は高く、利益を上げています。
マージンが非常に少ないというリスクはありますが、会員制という業界に代わる存在がない独自の存在を確立しています。

・「ノードストローム」
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百貨店の営業において確実に有効と考えられるのは現在、質の高いサービス提供への集中のみです。
その点、ノードストロームは、特にサービスに継続して力を入れてきています。

・「ウォルマート」
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ウォルマートは世界最大の小売業者であるというだけではなく、「取り入れる」ことにリソースを使ってきました。
その地位と財務面での強みを生かして、可能な限りのソリューションを見出し、取り入れています。
これを続けていく限り、ウォルマートは適切なサービスを提供して、生き残っていくことが出来ます。

・「ターゲット」
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業績が伸び悩んできた一方で、メーカー各社やデザイナーとの提携によって、消費者の関心を引きつけてきました。
新しいことに挑戦しようとするターゲットは将来、存続のための適切な方法を見つける可能性が高いです。

・「コールズ」
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コールズはずっと以前から、独自製品の開発と革新的な戦略などで知られてきました。
最近では、アマゾンとの提携を発表しています。
82店舗で、アマゾンで購入した商品の返品を無料で受け付けるサービスを開始したほか、アマゾンの「実店舗」も入居させて共存を図っています。

・「ハドソンズ・ベイ」
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傘下の米百貨店であるロード&テイラーのニューヨークにある旗艦店を、コワーキングスペースのウィーワークに売却しました。
店舗の規模を縮小して営業を続ける一方、大半を共用オフィスに転換することに決めたのは、非常に革新的で、財務の面から見ても賢明な決定でした。
このように、カナダの百貨店大手ハドソンズ・ベイは、他社にない取り組みを行う意思を持っています。

さて、円卓会議の見立て通り、これらの7社は生き残れるか。
ウォルマートの今回の決算が、小売業界全体に与える影響は小さくないと思います。
各企業は、戦略の見直しを迫られるかも知れません。

小売業界は、アマゾンの出現により、ひと足早く激動の時代に突入していますが、今後の人工知能や自動運転、ロボット化により世の中の構造が大きく変わることが予想され、小売業以外の業界も全く他人事ではないですね。

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(2018/02/21)ダウ平均:24964.75、S&P500種:2716.26、日経平均:21925.10、ドル円:107.279

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posted by どにゃるど.com at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | アマゾン(AMZN)
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