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2018年01月25日

GEは不調決算・大幅赤字計上でまだまだ出口見えず

GE決算、赤字1兆円超え計上!
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ゼネラル・エレクトリック(GE)の第4四半期決算は不調でした。
売上高は、予想の339.3億ドルに対して、前年同期比-5%の314億ドルでした。
EPSも予想の0.28ドルに対して、0.27ドルでした。

傘下「GEキャピタル」の保険事業の損失処理の結果、最終損益が98億2600万ドル(約1兆700億円)の大幅赤字となりました。
通年でも62億ドルの最終赤字です。

保険事業に関しては、証券取引委員会の調査を受けている最中ですので、さらに問題が拡大する可能性もあります。

この決算を受けて、株価は-2.61% とやや下げました。

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問題山積だが
GEは会社分割を検討していることを明らかにしています。

投資銀行カウエンのアナリストがGEの各部門価値の合計を試算したところ、分割後のGEの価値は1株約13ドルと、足元の17ドルを大きく下回る見込みだとのことです。
このバリュエーションにはGEの大規模な積み立て不足におちいっている年金債務なども考慮した試算だそうです。

また、ドイツ銀行のアナリストは19日付けのリポートで、GEは保険事業に絡んだ巨額の費用計上を明らかにした後、資金繰りのひっ迫に直面していて、債務による圧迫が強まっている、と指摘しました。

昨年ベーカー・ヒューズと統合したばかりの油田サービス子会社の売却も検討の一つのようですが、売却には独立委員会の承認が必要で、かなり難航すると見られています。

リーマンショックから、いまだにのしかかるGEキャピタルの重し
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GEは、ジャック・ウェルチCEOの時代に、脱製造業戦略でGEキャピタルの金融事業を強化して、一時時価総額世界一にまで上り詰めました。
しかし大きくなりすぎた金融事業を「リーマンショック」が直撃し、多額債務は政府保証を受ける事態に落ち込み、事業の売却にまで追い詰められました。

「シンクロニー・ファイナンシャル」のスピンオフや、「GEキャピタル・リアル・エステート」のブラックストーンやウェルズ・ファーゴへの売却などを進めてきましたが、最後まで金融事業「GEキャピタル」の処理に足を引っ張られ続けています。

GEの復活には、不良事業の分離・売却によるスリム化をした上で、製造業回帰で着実に積み上げていくしかないように思いますが、そこにはダウ除外も絡んできますし、もうしばらく低迷は続きそうです。

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(2018/01/25)ダウ平均:26252.12、S&P500種:2837.54、日経平均:23940.78、ドル円:109.191

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posted by どにゃるど.com at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他の銘柄
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