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2018年03月13日

インテルが大慌て、ブロードコムとクアルコムの合併に危機感

昨晩からサマータイムです。

ダウ30種は -0.62%、S&P500は -0.13%、ナスダックは +0.36%
それに対して、どにゃるどポートフォリオは -0.09%

「アルファベット」「マイクロソフト」がややプラスも、「ジョンソン&ジョンソン」が-0.87%でした。

ブロードコムによるクアルコム買収が注目の的
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「ブロードコム」による「クアルコム」の買収が、米国政府も巻き込み、注目の的となっています。

なぜ米国政府が介入してきたかというと、中国との次世代通信規格「5G」の中国との主導権争いです。

「5G」に関しては、さまざまな企業が特許技術などで競い合っていますが、「クアルコム」はこの分野の米国企業最大手です。
その「クアルコム」が、シンガポールに本社を置く「ブロードコム」に買収されることで、「ファーウェイ」などを擁する中国に主導権をとられるのではと危惧している訳です。

ちなみに「3G」を主導したのは欧州で、「4G」は米国が主導しました。
そして「5G」では現時点では中国がリードしていると見られています。

「インテル」も大慌て
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そしてこの買収に大慌てなのが「インテル」です。

インテルは、パソコン用プロセッサーとデータセンター用サーバーの市場で90%と圧倒的シェアを握っています。
しかし、パソコン出荷の減少が続くなかで、パソコン分野にはほとんど成長余地が残っていません。

そこで、インテルは「移動通信用チップ部門」、「車載半導体部門」、「データセンター部門」の3部門に力を入れています。

「移動通信用チップ部門」では、アップルとクアルコムの特許紛争につけこみ、iPhoneの一部でクアルコムからシェアを奪っています。
「車載半導体部門」では、車載センサーの大手のモービルアイを153億ドルで買収し、自動車分野に進出しています。

一方、ブロードコムの主力事業は通信インフラ向けの半導体で、スマホ向けの小型通信部品などに強味があります。
クアルコムはスマホ向けの通信用半導体やCPUで高いシェアを持っています。
この2社が合併すれば、「移動通信用チップ部門」で大きな脅威になります。

そのクアルコムは、車載半導体の「NXPセミコンダクターズ」買収を提案していて、中国独占禁止当局の承認待ちの段階です。
つまりは、「車載半導体部門」でもインテルの対抗勢力となります。

さらには、現在ブロードコムもクアルコムも、「データセンター部門」に攻勢をかけています。

インテルとしては、なんとしても合併を阻止したい、という訳です。
このように注目の買収ですが、個人的にはかなりハードルが高いのではと思っています。

まあ、それだけ今、半導体業界が熱いということですね。

追記:
トランプ米大統領が、ブロードコムが提案しているクアルコム買収について、国家安全保障上の観点から禁止する命令を出したようです。

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(2018/03/13)ダウ平均:25178.61、S&P500種:2783.02、日経平均:21824.03、ドル円:106.406

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posted by どにゃるど.com at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他の銘柄
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