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2018年06月14日

「AT&T」の「タイムワーナー」買収承認で「ネットフリックス」はピンチ?

FOMCで利上げ決定、年内あと2回予測とタカ派的で株価がどう反応しますか?

ダウ30種は -0.47%、S&P500は -0.40%、ナスダックは -0.11%
しかし、どにゃるどポートフォリオは +0.30%

「アマゾン」鉄壁の+0.36%です。

買収承認でNFLXとTの株価に変化は
「AT&T」による「タイムワーナー」買収承認で、「ネットフリックス」にとってはライバル誕生です。
株価への影響が懸念される所ですが、承認明けの株価の動きは、

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投資家の反応は、AT&Tを含めた通信業界全面安。

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ずいぶんと対称的に出ましたね。
ゴールドマン・サックスが「ネットフリックス」の目標株価を現在の29%高の490ドルに引き上げたようです。
まあ、あまりゴールドマンはあてにしていませんが。

ネットフリックスの債務は問題ないのか
昨日、ディフェンシブセクターのM&Aによる債務問題を書きましたが、そうなると保有銘柄「ネットフリックス」の債務に関しても書かないとフェアーじゃないですね。

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現在、「ネットフリックス」は世界中で契約者を伸ばしていて、株価も絶好調です。
その原動力は、巨額の制作費によるオリジナルコンテンツの質の高さです。

2017年にオリジナルコンテンツを生み出すためなどに費やされた制作費は89億ドル(約9300億円)にのぼり、売上高116億ドルの77%に達しています。

フリーキャッシュフローは下記決算の通り、毎四半期支出超過が続いていて、2017年の赤字は17億ドル(約1800億円)に拡大しています。

2017年末時点の有利子負債は65億ドル(約6800億円)と前年末に比べ9割も増加です。
ネットフリックスは「当面は制作費は増え、フリーキャッシュフローも支出超過が続く」としていて、高利回りの社債発行を増やす見込みです。

そうなると、金利が上昇するなかで、有利子負債の金利負担の拡大が懸念されます。

2018年Q1決算:
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では、そんな状況でなぜ株価が好調かというと、制作費の拡大を上回るペースで契約者が伸びているからですね。

2018年Q1での契約者数は741万人の増加で、アナリスト予想635万人増を上回りました。
この結果、ネットフリックスの有料顧客数は1億2500万人と、オンラインテレビネットワークで最大となっています。

モルガン・スタンレーは2025年までに、ネットフリックスの契約者数が現在の2倍近い2億4000万人超に達し、その頃にはフリーキャッシュフローも黒字化すると予想しています。

株価高騰で時価総額1650億ドルと自己資本が大幅に増加していることも、負債増加にも関わらず安心感につながっています。

ただし、全ては契約者数の順調な伸びに裏付けされた好循環ですので、ひとたび伸びが鈍化すると、循環が反転し、悪循環に変わります。

”ここまでのところは”とても順調にきていて、”このまま行けば”債務に関しては大きな問題にはならないだろう、くらいで今後を注視した方がいいですかね。

さて、「AT&T」の買収承認でメディア業界の買収の動きが加速するのは確実ですが、「ネットフリックス」はすでに中国以外の世界中のシェアを取りに行っている段階で、「AT&T」や「ディズニー」は周回遅れです。

しかし、「アマゾン」をはじめこの業界の競争が激化していくことは明らかで、保有銘柄のなかでは「ネットフリックス」が最もワイドモートが浅く、株価の伸びが鈍ったならばいつでも動こうと思っている銘柄であることは確かです。

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(2018/06/14)ダウ平均:25201.20、S&P500種:2775.63、日経平均:22966.38、ドル円:110.361

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posted by どにゃるど.com at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ネットフリックス(NFLX)
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